ホームページビルダー20では、ウェブサイトの公開用サーバーとして、「ホームページビルダーサービス」を『簡単』、『お得』、『安心』という理由でおすすめしているが、間違っても利用しない方がいい。

こんなことを書くとJustSystemsの方に怒られそうですが、もしこれから書くおススメしない理由に反論があるならコメントをして欲しい。

もちろん、ホームページビルダーサービスの優れている点もありますが、それ以上に使用しない方がいいと感じる点が多いのです。おすすめできない理由は、「ホームページビルダーサービスは本当におすすめか?」のページにも詳しく記載しているので、是非、そちらも参考にしてください。

本ページでは、ホームページビルダーサービスを使用しない方がいい理由がいくつもあるなかで、これだけは許せないという致命的な理由に絞って記載したいと思います。むしろ、これから記載するその致命的な理由を許容できる方であれば、ホームページビルダーサービスを選択肢に入れてもいいかもしれません。

ホームページビルダーサービスを利用しない方がいい致命的な理由

結論を先に書くとこの1点に限ります。

WHOIS情報公開代行を行ってもらえない

サーバーのスペックやマルチドメイン、ディスク容量などなど外部のレンタルサーバーを利用するより劣っている点は他にもたくさんありますが、まだ、これらは我慢できてもこの情報公開代行を行ってもらえない点だけは私には許容できません。

WHOIS情報公開代行とは?

では、ここでWHOIS情報公開代行とは何なのかについて少し触れておきたいと思います。いきなりホームページビルダーサービスはWHOIS情報公開代行を行ってもらえないからダメと言われても分かんないですしね。

ウェブサイトを公開するにあたってドメインを取得するのですが、取得したドメインは所有者の情報を常にドメインの管理団体によって管理されています。管理されている情報は名前や住所、電話番号、メールアドレスなどドメイン取得時に登録した個人情報です。この登録されている個人情報のことを『WHOIS情報』と言います。

そして、この個人情報であるWHOIS情報は世界中の人に見えるように公開されているのです。

『個人情報の漏洩や!』と言いたくなりますが、これは義務付けられているので仕方がありません。ネットワーク上のトラブルなどが発生した際に、ドメインの所有者に連絡がとれるようにすることが主な目的とされています。

そして、公開されているWHOIS情報は『ネットワーク管理以外の目的に使用してはだめ』とされていますが、実際のところメールアドレスにスパムメールが送られてくるようになったり、最悪、記載されている住所にダイレクトメールなどが届くようになったりする可能性もあります。

しかし、当然ながら個人情報を世界中に公開なんてしたくないという方が大半だと思います。そこで、登場するのが『WHOIS情報公開代行サービス』です。

WHOIS情報公開代行サービスとは、ドメインを販売している業者が私たちの個人情報(WHOIS情報)に変わって業者の情報を代行で公開してくれるサービスです。

これを利用すると、ドメイン販売業者の情報が世界中に代わりに公開され、もし、何らかのネットワーク上のトラブルが発生し、ドメイン所有者に連絡の必要が出た場合は、直接個人宛に連絡がくるのではなくドメイン販売業者経由で連絡がくるようになります。

実際にWHOIS情報を見てみる

では、実際に自分が所有しているドメインのWHOIS情報を見る方法を記載したいと思います。もちろん同様の方法で他人の所有しているドメインのWHOIS情報も見ることができます。

WHOIS情報を見れるサイトはいくつもありますが、ドメインを一元管理している国際的な非営利団体のICANNの公式サイトで確認するのが一番確実です。英語のサイトですが、WHOIS情報を見たいドメインを入力して、検索ボタンを押すだけなので全く問題ありません。

ICANN WHOIS検索公式サイト

公式サイトを開くと、画面中央に下図の入力欄があるので、ドメインを入力し「Lookup」ボタンを押して下さい。

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「Lookup」ボタンを押すと使用しているサーバーやネームサーバー、登録情報などドメインに関する様々な情報が表示されます。本サイトのドメインのWHOIS情報の一部を少し見てみたいと思います。ちなみに本サイトで使用しているドメインは、「お名前.com」という日本では最もメジャーなドメイン販売業者(レジストラ)で取得し、WHOIS情報公開代行サービスを受けています。

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見て頂いて分かるように名前や住所、電話番号など全てお名前.comが代行してくれています。

どうでしょうか?意図せず自分の個人情報が表示されていたりしませんか?

個人情報を公開しないための回避策はないのか?

残念ながらありません。

回避策としては、ホームページビルダーサービスを利用しないそれだけです。少し詳しい方であれば、ドメインをホームページビルダーサービスで取得せず、私の様に「お名前.com」で取得し、そしてそのドメインをホームページビルダーサービスで使用すればいいのでは? という点に気が付きます。

本来ならそのようにドメインの管理と、使用するサーバーを別々で運用することができるのです。本サイトもドメインは「お名前.com」で取得し、WHOIS情報公開代行も「お名前.com」で行ってもらっています。そしてレンタルサーバーは別の「エックスサーバー」を利用しています。

しかし、ホームページビルダーサービスはこれすらできないのです。

「お名前.com」で取得したドメインを使用することはできるのですが、取得したドメインの管理はホームページビルダーサービスに移管しなければならないのです。ホームページビルダーサービスにドメインを移管するということは、ドメインの管理をホームページビルダーサービスで行うということ、結果、WHOIS情報公開代行も使えないということになります。

少しややこしい話になってきましたがお分かりでしょうか?

よく分からないという方は、単に『WHOIS情報公開代行は使用できない』とだけ理解して頂ければ結構です。

結局、何がおすすめなのか?

国内外には数百数千のレンタルサーバー会社、ドメイン販売業者があります。各業者でも様々な特徴があり、使用する人がその特徴のどこに主を置くかでおすすめは変わってくるため、一概にこれというのは言い切ることはできません。

ただ、よく分からないので大きなこだわりはないという方であればおすすめがあります。

 ドメインの取得:お名前.com
 レンタルサーバー:エックスサーバー

まさに本サイトでも使用している組み合わせです。値段、スペックなどあらゆる点で満足のいく組み合わせです。この組み合わせで利用していればまず、後悔するようなことはないはずです。それなりに知識がある方でもケチを付けるような人もまずいないのでは? と言えるほど日本人の多くが愛用し実績のある組み合わせです。

もし、海外向けのサイトを運営したい、もしくは、低価格で日本のレンタルサーバーより高スペックなサーバーを使用したい場合は、海外のレンタルサーバーを利用することをおすすめします。個人的なおすすめは下記の組み合わせです。

 ドメインの取得:お名前.com
 レンタルサーバー:HostGator

こちらも日本人利用者が非常に多いレンタルサーバーです。海外のレンタルサーバーなので基本英語ですが、「HostGator日本語ガイド」サイトなどで申し込み方法や、使い方が日本語で記載されているので参考になると思います。

上記の組み合わせで申し込みしたいがよくわからないという方や、質問がある方は、コメントでも問い合わせフォームからでも連絡頂ければ、お応えするように致します。